C.A.バートレットとS.ゴシャールは、本国の本社と海外拠点間との分業関係 や各拠点間の統合のあり方を基軸として、国際的に展開する企業の経営スタイル を、インターナショナル、グローバル、トランスナショナル、マルチナショナルの 4 つに分類している。 これら4つの類型の基本的な特性は、それぞれ次のようにまとめられる。
a 資産や能力は本国に集中して、その成果は世界規模で活用される。海外拠点は 本国の本社の戦略を忠実に実行する。知識は本国で開発・保有される。
b コア・コンピタンスの源泉は本国に集中するが、その他は分散される。海外拠 点は本社の能力を適用し、活用する。知識は本国で開発され、海外拠点に移転さ れる。
c 資産や能力は各国の拠点に分散されるとともに、本社を含む各国の拠点は相互 依存的であり、専門化されている。知識は各国の拠点で共同で開発され、世界中 で共有される。
d 資産や能力は各国の拠点に分散され、それぞれ自己充足的に活動する。海外拠 点は現地の機会を感知して、活用する。知識は各国の拠点で開発・保有される。
上述のa、b、c、dは、それぞれインターナショナル、グローバル、トランス ナショナル、マルチナショナルのいずれに該当するか。それらの組み合わせとし て、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
この問題は応用力を問う問題です。解答できなくても合否には大きく影響しません。余裕があったら学習しましょう。