データが語る、中小企業診断士試験。

データが語る、中小企業診断士。 Vol.1

「この試験、ホントに合格するの?」
たぶん、その感覚は正しい。

中小企業診断士試験は、毎年およそ1,000〜1,500名が合格する国家資格試験です。
しかし、その合格率は、単純な「難化」「易化」という言葉では語れません。

本書は、公表データをベースに、

▸受験者数の推移
▸年齢別の合格率
▸一次・二次試験の構造
▸近年の制度変化
▸合格者数の動向

を整理し、試験の“構造”を読み解く一冊です。

合格ノウハウや勉強法のテクニックは扱いません。
その代わりに、次の問いに向き合います。

▸なぜ、同じ努力をしても結果が分かれるのか
▸なぜ、年齢によって合格率に差が出るのか
▸なぜ、合格者数は毎年ほぼ一定なのか
▸近年、試験はどのように変化しているのか

「撤退か、続行か。」
その判断をする前に、まずは試験そのものを冷静に見つめる。

本書は、受験生の不安を煽るための本ではありません。
判断材料を整えるための本です。

データが語る、中小企業診断士。 Vol.2

「2次試験は、努力が報われる試験なのか?」

もしあなたが、2次筆記試験の結果に「納得がいかない」と感じているなら、その直感は正しいかもしれません。
中小企業診断士試験、特に2次試験は、1次試験とは全く異なる原理で動いています。
1次が「知識の積み上げ」なら、2次は「限られた椅子の奪い合い」です。

本書は、公表されている統計データを正規分布や偏差値の視点で再構築し、試験の背後に隠された“残酷な構造”を白日の下にさらす一冊です。

Vol.2では、さらに踏み込み、次の問いの正体を暴きます。

▸ なぜ、合格ライン「240点」は後付けの数字に過ぎないのか
▸ なぜ、2次試験は「絶対評価」ではなく「相対評価」なのか
▸ 1次試験の得点と2次試験の合否に、相関関係はあるのか
▸ 上位1,200人という「偏差値60の壁」の正体とは

本書は、最短合格法や魔法のテクニックを教える本ではありません。
その代わりに、受験生が直視したくない「戦場のリアル」を提示します。

「自分は、一体何のゲームに参加しているのか。」

2次試験という地獄に足を踏み入れる前に、あるいは再び挑む前に、この構造を知っておく必要があります。
本書は、あなたを安易に励ます本ではありません。
あなたが戦っている相手の「本当の姿」を、データで描き出す本です。

【本書の特徴】

▸ 正規分布モデルによる得点構造の可視化
▸ 1次試験と2次試験の相関分析
▸ 「相対評価」が行われているエビデンスの提示
▸ 合格率の裏にある「人数調整」のメカニズム
▸ シリーズ第2巻(Vol.2)

【こんな方へ】

▸ 2次試験でA判定とB判定の間を彷徨っている方
▸ 予備校の採点基準や指導に違和感を感じている方
▸ 「努力の量」と「結果」が結びつかない理由を知りたい方
▸ 診断士試験という「制度」そのものを客観視したい方

合格の先にある宝箱が空かどうかは、まだ誰にもわかりません。
しかし、その箱を開けるための「チケット」がどれほど希少で、どれほど不条理な奪い合いの上に成り立っているか。
本書は、その事実だけを淡々と伝えます。